接客を受ける時の注意点
接客中
接客の際、営業マンが客に対して注意するポイントを、簡単に挙げる。
あくまでも一営業マンの例であり、どの営業マンもそうだというわけではないので…。
帰りたがっていないか?
帰りたがっている客は、話を聞かない。
営業マンにとっては、その日に即決することが理想であり、申込をとらずに客が帰る際には、次の来場につながるネタを作っておいてアポイントを切るようにしなければならない。
そのため、客が帰りたがっているかどうかの判断は大事である。
アピールに固執しすぎれば、ネタができない。早くにネタをつくろうと焦れば、その日に決めることを諦めたようなもの。
帰りたがっているかどうかは、客の雰囲気で読み取る。大体、今までの接客と違う反応をしてきた時である。
何を言っても「はいはい…」と言ってくる、そのタイミングが早いとか、分かりやすいのが時計を気にしたりとかである。また質問事項もなくなる。
そういう場合は、営業マンの話が途切れた瞬間、「ではそろそろ…」と、待ってましたと言わんばかりに話を切り出してくる。
ネタ作りは、客が望む資料を用意する、とか、客の気になる事項の答えを用意するからまた来てくれ、といった感じのものである。
客の反応が変わった時が営業マンの接客の切り替え時である。
営業マン | : | 「もう帰りたがってますね。話を聞いているふりはしてますが、あまり聞いてないですね。」 |
上司 | : | 「そうか。ほんなら今日は決まらんな。お前、次の来場のネタはできてるんやろな?」 |
営業マン | : | 「はい、それはぬかりなく。」 |
上司 | : | 「時間を指定しとかんと逃げおるからな。「~日ですね。でしたら、私、その日は~時に予定がありますが、お客様のために早めに切り上げて、お待ちしております。」と言って、客が来んかったら俺に迷惑がかかるんや、って雰囲気を出しとけ。」 |
予定など、ない。
営業マンは接客中、ニコニコし、客に話を合わせながら、心の中では全く違うことを考えているかもしれない…。
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