接客を受ける時の注意点
接客中
接客の際、営業マンが客に対して注意するポイントを、簡単に挙げる。
知ったかぶりをしていないか?
知ったかぶりは、よくしゃべる客に非常に多い。また、プライドの高い人にも多い。
ナメられたくないからだろうが、営業マンは当然、マンションのプロである。知識も当然ある(営業マンによるが)。それでメシを食っているのである。
仮に、自分が働いている職種内容について、他人にベラベラ評論されたらどう思うだろうか?実際の現場も知らないくせに、何を言ってるんだ、と思うこともあるだろう。
基本的に、あまりしゃべらない客が多いが、ベラベラしゃべる客は営業マンにとっては宝である。相手の動向を探りやすい。
そういう客は、物件を気に入り、真剣に検討し出したら、黙る。分かりやすい。
相手の主張が間違っていても、その方が営業マンにとって都合のいい場合は、それを煽る。
もちろん、営業マンを罠にはめるつもりの虚言の可能性もあるので、様子を探りながら。
突発的に言われた場合や、考える素振りを見せた後に発した言葉なら、疑う余地もあるが、ベラベラしゃべる合間に出た勘違いなどは、煽っていく。
営業マンがライバル物件の批判をする時に、反論してくる人もいる。
客 | : | 「〜やね(勘違い)。」 |
営業マン | : | 「ええ、だから皆さん今買っているんですよ!」 |
否定はしないのはもちろんのこと、「あんたの言ってることは確実に正しいです。」とも言わない。ただ煽る。
営業マンは、客に本当に住宅のことを理解してもらって、気持ちよく買ってもらおうとは全く思わないので注意。
間違いは間違い、と訂正する営業マンは大事にしよう。決して不愉快になってはいけない。
しかし、訂正することによっていい営業マンと思わせる営業マンもいるが。もちろん、その物件にとって決定的なデメリットではないものである場合に限る。
プライドが高い人の場合は、一概には言えないが、
営業マン | : | 「これは〜です。」 |
客 | : | 「それぐらい知っているよ。」 |
営業マン | : | 「さすがですね!良くご存知ですね。ではもちろんこれもご存知だとは思いますが、〜なんですよ。」 |
と、難しい言葉を入れつつ、こちらの都合のいいことを説明してみる。
プライドの高い客は、知らないことを知らないとは言えない。「おお、それはそうやな。」と、変に納得してしまうかもしれない。もちろん、それも知っている場合は、意味ないが。
営業マンは接客中、ニコニコし、客に話を合わせながら、心の中では全く違うことを考えているかもしれない…。
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