住宅購入の基礎知識
新築分譲マンションを購入する場合に、物件価格とは別に必ずかかってくる諸費用の内容について見ていこう。
諸費用とは、住宅を購入する際に、物件価格とは別に物件にかかってくる費用のこと。諸経費とも呼ぶ。
物件価格とは別に用意しておかなければならない金であり、要するに、住宅を購入する場合には、物件価格+諸費用を払うことになる。
諸費用は、モデルルーム見学の際に営業マンに資金計算を出してもらい、その時に諸費用が概算で把握できる。
また、物件契約時に、必ず重要事項説明が行われる。その中に、諸費用の内訳と、取り決めについては記載されている。しっかりと確認しておこう。
(重要事項説明書の記載については→・重要事項説明<12> - 代金および交換差金以外に授受される金銭)
金額は、物件にもよるが、ローンを組む人で大体150万〜200万程度。ローンを組まなければ100万は切る。
諸費用の内訳は、主に以下の通り。
ローンを組む人は…
販売会社が入っている場合は…
などがかかる。
管理費・修繕積立金は、通常は入居後数ヶ月分を前納し、その期間は月ごとの支払いはない。
また、諸費用の中で、大きな部分を占めるのは、修繕積立基金と銀行保証料である。
火災保険料は、一戸建ての場合は、木造が多いため、保険料が高くなる。
そのため、諸費用だけで考えると、マンションと一戸建てを比較した場合、マンションの方が安い。
モデルルーム見学時に諸費用の額が大体分かるものの、実際の支払い(入金)は物件の引渡し直前である。
(ついでにコチラも→・契約〜入居開始までの流れ<6> - 残金・諸費用入金)
また、引渡し直前に売主の口座に入金後、入居数ヶ月後に最終的な清算を行い、余りが出れば、返金される。
したがって、諸費用返金用の口座番号を売主に告げておく必要がある。
物件契約時に、手付金を諸費用に充当する旨を営業マンに伝えると、売買契約書に記載される。
そのまま手付金が諸費用となるので、諸費用入金の時期にあらためて払う必要はない。
手付金を諸費用充当とした場合、その充当額では少ない場合は、諸費用入金時期にその少ない分を入金する。
通常、後で諸費用額が少ないことが判明すると、営業サイドは手間がかかるため、あらかじめ多めにとっておく。
そして、余りを清算して返金する。
必ず支払わなければならない諸費用。後々困らないようにするためにも、注意しておく点がある。では、諸費用の注意点へ。
・住宅購入に関する注意点<14> - 諸費用
諸費用
諸費用とは、住宅を購入する際に、物件価格とは別に物件にかかってくる費用のこと。諸経費とも呼ぶ。
物件価格とは別に用意しておかなければならない金であり、要するに、住宅を購入する場合には、物件価格+諸費用を払うことになる。
諸費用は、モデルルーム見学の際に営業マンに資金計算を出してもらい、その時に諸費用が概算で把握できる。
また、物件契約時に、必ず重要事項説明が行われる。その中に、諸費用の内訳と、取り決めについては記載されている。しっかりと確認しておこう。
(重要事項説明書の記載については→・重要事項説明<12> - 代金および交換差金以外に授受される金銭)
金額は、物件にもよるが、ローンを組む人で大体150万〜200万程度。ローンを組まなければ100万は切る。
諸費用の項目
諸費用の内訳は、主に以下の通り。
- 管理費
- 修繕積立金
- 修繕積立基金
- 登記費用
- 固定資産税・都市計画税
ローンを組む人は…
- 保証料
- 収入印紙代
- 融資手数料
- 振込手数料
- 火災保険料
販売会社が入っている場合は…
- 販売会社手数料
などがかかる。
管理費・修繕積立金は、通常は入居後数ヶ月分を前納し、その期間は月ごとの支払いはない。
また、諸費用の中で、大きな部分を占めるのは、修繕積立基金と銀行保証料である。
火災保険料は、一戸建ての場合は、木造が多いため、保険料が高くなる。
そのため、諸費用だけで考えると、マンションと一戸建てを比較した場合、マンションの方が安い。
いつ払う?
モデルルーム見学時に諸費用の額が大体分かるものの、実際の支払い(入金)は物件の引渡し直前である。
(ついでにコチラも→・契約〜入居開始までの流れ<6> - 残金・諸費用入金)
また、引渡し直前に売主の口座に入金後、入居数ヶ月後に最終的な清算を行い、余りが出れば、返金される。
したがって、諸費用返金用の口座番号を売主に告げておく必要がある。
物件契約時に、手付金を諸費用に充当する旨を営業マンに伝えると、売買契約書に記載される。
そのまま手付金が諸費用となるので、諸費用入金の時期にあらためて払う必要はない。
手付金を諸費用充当とした場合、その充当額では少ない場合は、諸費用入金時期にその少ない分を入金する。
通常、後で諸費用額が少ないことが判明すると、営業サイドは手間がかかるため、あらかじめ多めにとっておく。
そして、余りを清算して返金する。
必ず支払わなければならない諸費用。後々困らないようにするためにも、注意しておく点がある。では、諸費用の注意点へ。
・住宅購入に関する注意点<14> - 諸費用
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