住宅に関するさまざまな税金について、見ていこう。

たかが消費税、されど消費税。

住宅にも、当然、消費税が課される。しかも、不動産は金額が高いため、消費税額も高い。消費税がアップすれば、かなり負担も増える。物件の販売価格の欄に、通常は消費税額も記載されている。

消費税は、土地にはかからない。そのため、マンションの販売価格に対する消費税額は、建物部分に対しての消費税額となる。

したがって、マンションの価格は、税抜き建物価格＋建物に対する消費税＋土地価格で構成される。

<建物価格>

消費税額から、税抜き建物価格を算出する。

税抜き建物価格＝消費税÷0.05

例えば、物件販売価格が3000万円で、消費税が100万円であった場合は、

100万円÷0.05＝2000万円

2000万円が税抜き建物価格となる。そして、土地価格は900万円。

消費税が現在の5％から、例えば10％にアップしたとなれば、

消費税額÷0.05×1.1＋土地価格＝販売価格

となる。

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