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入居開始までの流れ

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契約

モデルルーム見学〜マンションを契約するまでの流れを見ていこう。

<契約>

物件を申し込むと、手付金を、業者の指定する口座に入金する。

そして、手付金が入金されたことを業者が確認し、契約。宅地建物取引主任者による重要事項説明を受け、承諾のサインをし、売買契約書に記入、捺印。

重要事項説明は、業者にとって説明義務があり、宅地建物取引主任者の資格がなければ、説明できない。そのため、宅地建物取引主任者の資格を持っていれば、不動産業界では優遇される。

内容は、その物件の業者名、売買物件の表示、登記に関する事項、法令上の制限、ガス・水道・排水設備状況、金に関する事項、契約解除に関する事項、違約に関する事項など。内容はもちろん物件によって違うが、載せなければならない項目は決まっている。

そして、その物件特有の事項。これは、ハッキリ言って、その物件特有のデメリットである。後で揉めないよう、しっかり聞いておきたい。

同時に、管理規約集を渡される。これは、説明義務はない。しかし、入居後のことが書いてあり、重要事項説明に関連することも多々書いてある。

管理費の内訳、バルコニー使用に関する詳細など。特に、修繕積立金の上昇の割合が書いてある長期修繕計画案は、しっかりと確認しておこう。
(修繕積立金については、コチラを参照→・住宅購入に関する「金」の注意点 - 修繕積立金の注意点 -

重要事項説明、管理規約集についての説明をどうするかは、営業マンによって分かれる。専門用語だらけなので、分かりづらい。実際、説明している営業マン自身もよく知らない場合も多い。

管理規約集も見せながら、客に分かり易く、一般的な用語に言い換えてくれる営業マンもいれば、棒読みしたり、読み飛ばしたりする営業マンすらいる。対応の悪い営業マンに対しては、担当を交代するよう、言えばよい。

売買契約書に書いてある事項は、基本的に重要事項説明書に書いてある事項と同じ部分が多いが、契約した部屋の金額の詳細が売買契約書には書いてあるので、その金額欄はしっかりチェックしておきたい。
(詳しくは、コチラを参照→・スタッフルーム実況中継<12> - 契約!丁寧に…?-

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