契約までの流れ<1>

入居開始までの流れ

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事前調査

予備知識のないまま、物件を見学に来る人もいるが、営業マンに「～はどうですか？」「～はどう思います？」と質問をしているうちに、どんどん色々なことを吹き込まれ、その気になってしまう。

最近は、インターネットで、その地域・業者・物件ブランドの評判など、色々調べることができる。パンフレットをもらうためだけに来る人もいるが、パンフレット程度の内容は、インターネットでも大体、把握できる。

場所に関しては、その物件の建設予定地をくまなく見てまわり、近隣に障害となる建物がないか、スーパーは近いか、また近くても大通りを通らなければならないか、学校までの距離はどうか、また、歩道はしっかり確保されているか…など、自分で調べることのできるものは、全て調べてから見に行く方がいい。

営業マンに聞くポイント、物件に行って調べなければならないポイント、部屋で確認するポイント、物件のメリット、デメリットをできるだけ事前に把握し、物件に滞在する時間は、できるだけ少なく済ませる。そして、営業マンとの会話も、最小限に済ませる。

基本的に、何年も前から物件を見てまわっている人は、なかなか購入に踏み切れない。自分の理想が高すぎて、満足しないためである。

人によっては、評論家のように、住まいについて語る人もいる。買いたくても買えないのは、見てまわるのも時間がもったいない。

逆に、買う人は、2～3件短期で見て、決めている。その物件1つだけというのは、比較材料がないため、あまりお勧めできない。もちろん、営業マンは、ライバル物件を見ないように言ってくるので、注意が必要である。

では、事前に物件の調査を済ませてから、その次のステップとなる、契約までの流れを見ていこう。