契約〜入居開始までの流れを見ていこう。

<引渡し>

決済、要するに売主に金を払って初めて、鍵の引渡しを受ける権利が持つことができる。マンションの場合は、実行から数日後に引渡し日を設定する。

マンションの現地で鍵をもらい、購入した物件の各設備の取扱説明書を受け取る。

そして、引渡し当日には、通常、新聞・インターネットなど、入居後に関わる業者が来るので、鍵と各設備の取扱説明書を受け取った後、各業者のブースを回り、部屋を確認して、帰る。

引越しを、引渡し当日に指定している人は、引越し業者と打ち合わせし、購入者全員の引渡しが終わり、玄関のスペースが空いた後、引越し作業に取り掛かる。

この時点で、玄関のネームプレートに全居住者の名前が表示されているので、販売戸数をごまかしている業者のウソがバレる。
（個人情報を出すのを嫌う人も多いため、ネームプレートを空けたままにしておく人もいるので、一概には言えないが…。）

ダミーの入居者を入れ、ごまかす業者もいる。

また、この日に、初めて駐車場を使用できる。機械式駐車場の場合、業者の指定したサイズでは車の幅は大丈夫だが、実際に入れてみると、スペースが思ったよりギリギリで、タイヤやホイールにキズが入ったりする。

客	：	「おい！車入るって言ってたのに、キズついたやないか！」
営業マン	：	「はい、お客様のお車は、駐車場業者の指定したサイズ内では、おさまっているので、「業者の指定しているサイズでは、大丈夫です。」と申し上げました。メジャーで測っても、駐車場は寸法通りに設計されてますので、クレームは駐車場業者に言って下さい。」

「客の車がこの駐車場に入る」などとは、営業マンは一言も言っていない。

購入前に聞かれても、「業者が言うには…大丈夫です。」と言い、もしその通りにいかなければ、業者が悪いんだ、との逃げの先手を打っておく。「お客様の車は、絶対入ります。」とは、絶対に言わない。

とにかく、逃げる。

営業マンが、今までのウソを客に突っ込まれたり、文句を言われないかハラハラドキドキする日である。最後まで、気が抜けない。
（詳しくは、コチラを参照→スタッフルーム実況中継<13>  〜 ドキドキ？引渡し）

<入居開始までの流れ>

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