契約までの流れ<3>

入居開始までの流れ

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接客開始

モデルルーム見学～マンションを契約するまでの流れを見ていこう。

<接客開始>

<住宅事情の説明>
マンションの歴史、マンション動向など。例えば、その物件の存在する都道府県で、今までどんなマンションが建ってきたか、そして、最近の鋼材価格上昇などの原価アップにより、部屋が狭くなってきたやら、価格が上昇傾向にあるやら、マンションの需要が増えてきたやら、中古の価格が高止まりしていて、資産価値が高いやらを、こんこんと説かれる。

<金利の説明>
バブル時代の高金利と、今の低金利を比較し、お得さをアピール。確かにバブルに比べれば、支払いはめちゃ安い。しかし、景気が停滞していて、日本は特に、政治の揉め事もあり、先進国の中でも取り残されている感が強い。

果たして、すぐに好景気時代が来るのかどうか、疑問である。しかし、営業マンは、当然のように、近いうちに来るため、今が買い時とアピールしてくる。そのくせに、比較するのは、短期固定金利での支払い。グラフを提示し、説明してくる。

<物件の説明>
見学に行った物件の説明と、近隣物件の説明。客のニーズを探った上で、都合よく、メリットとデメリットを説明。その客にとって、当たり障りのないデメリット、熱いメリット、他物件の痛いデメリットなどをアピールしてくる。

また、物件価格の説明の際、販売価格で安い物件もあるが、近隣物件との比較は、坪単価を見るようにしよう。
（坪単価は、1坪あたりの価格。）

これらの説明は、営業マンにとって有利になるように仕組まれている。また、インターネットでも把握できる内容なので、モデルルーム見学に行く前に、あらかじめ勉強しておこう。