入居開始までの流れ<5> - 金銭消費貸借契約

入居開始までの流れ

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金銭消費貸借契約

契約～入居開始までの流れを見ていこう。

<金銭消費貸借契約>

金銭消費貸借契約とは、要するに銀行から融資を受けるための、銀行との契約。略して、「金消」。

これを済ませて初めて、銀行から融資を受けることができる。

市役所にめでたく（？）ウソが通り、新住民票を手に入れたら、銀行と金銭消費貸借契約を行う。売主と提携している銀行が存在し、銀行がまとまっている場合は、一斉に金銭消費貸借契約を行い、バラバラの場合は、個別に行う。

用意する書類を、事前に通知されるが、不備がないよう、しっかりと確認しておきたい。

銀行	：	「通帳をお借りしてもよろしいですか？」
客	：	「えっと…あ、あれ？」
銀行	：	「お申込の名字、略字ですよね？住民票の名字と違いますが…。」
客	：	「えっ？あっ、ほんまや…。」

当日に、慌てることになる。

これが、無事済めば、ほっとする。もちろん、営業マンが。後は、実行を待つのみである。

引渡しの日は、あらかじめ売主が設定しているので、基本的に、変えることができない。引渡し直前になって、客の不注意による書類不備などが出ると、また時間をとられる。引渡しまでに間に合わない場合もある。最悪、違約扱いになる。