モデルルーム見学〜マンションを契約するまでの流れを見ていこう。

<申込>

支払い、場所、部屋など条件がニーズに合えば、申込。申込書に記入し、申込証拠金を払い、部屋を押さえる。

<申込証拠金>

申込証拠金とは、物件を申し込んだ際に、差し入れる金。手付金と同じ意味合いと取られがちだが、あくまでも「預かり金」。

したがって、申込をキャンセルした際にも、業者は申込証拠金は返さなければならない。申込証拠金を差し入れると、通常は、預り証を受け取る。そのまま、問題なく契約した場合は、手付金の一部として、そのまま物件支払い代金に充当するか、契約の場で、預り証と引き換えに、返してもらう。

預り証がないと、「えっ？そんなお金、知りませんよ。」と営業マンに言われても、何も言えない。

申込の際、営業マンは、申込キャンセルが怖いため、ひたすら意思確認をしてくる。

営業マン	：	「お客様のご購入の意思は、もうしっかりと固まってらっしゃいますか？」
客	：	「大丈夫です。」
営業マン	：	「ご両親にも、しっかりとご購入の意向を告げてらっしゃいますか？」
客	：	「はい。」
営業マン	：	「そして、OKの返事をいただいてますか？」
客	：	「はい。」
営業マン	：	「なぜ、こんな事を申し上げるのかといいますと、他の営業マンの担当で、このお部屋をご検討されてますお客様がいらっしゃいます。いつ申込が入るかも分かりませんので、お客様にお申込をいただきますと、その他のお客様にはお断りさせていただくことになります。」
客	：	「はい。」
営業マン	：	「そして、ないとは思いますが、万が一、お客様がお申込をキャンセルされますと、お断りさせていただきましたお客様や、他の営業マンに迷惑がかかることになります。それはご理解いただけますでしょうか？」
客	：	「ええ。」
営業マン	：	「ありがとうございます。でしたら、お申込の手続きに入らせていただきます。その前に、ご検討いただいてます他のお客様に、お断りするよう、他の営業マンに伝えてまいります。よろしいですね？」
客	：	「はい。」

そんな客など、存在しない。営業マンによっては、しらじらしく、その場で、携帯電話で話す場合もある。もちろん、電話の相手も、営業マン。

そして、契約日、手付金入金日の段取り。契約日は大体、大安の日を選ぶ人が多い。営業マンは、契約、手付金入金日までの期間が空くと、キャンセルの可能性があると怖れるため、早めにするようひたすらお願いしてくる。
（詳しくは、コチラを参照→・スタッフルーム実況中継<10> - 念願の申込！-）

<入居開始までの流れ>

・物件見学〜契約までの流れ<1>  -  事前調査

・物件見学〜契約までの流れ<2>  -  モデルルームへ・アンケート記入

・物件見学〜契約までの流れ<3>  -  接客開始

・物件見学〜契約までの流れ<4>  -  部屋見学

・物件見学〜契約までの流れ<5>  -  資金計算

・物件見学〜契約までの流れ<6>  -  申込

・物件見学〜契約までの流れ<7>  -  契約

・契約〜入居開始までの流れ<1>  -  銀行ローン審査

・契約〜入居開始までの流れ<2>  -  入居説明会

・契約〜入居開始までの流れ<3>  -  内覧会

・契約〜入居開始までの流れ<4>  -  住民票の移転

・契約〜入居開始までの流れ<5>  -  金銭消費貸借契約

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