接客を受ける時の注意点
接客の終わりに
新築分譲マンションでの接客の終了時、営業マンが客に対して注意するポイントを、簡単に挙げる。
あくまでも一営業マンの例であり、どの営業マンもそうだというわけではないので…。
アンケートの電話番号はウソではないか?
モデルルームに客が来場した際、必ずアンケートの記入をお願いする。
アンケートの記入を拒否する客もいれば、快く承諾したものの、後で電話すれば、「現在使われておりません。」となる場合もある。
営業マンにもよるが、営業マンは基本的に、客の全てを疑う。
営業マンからすれば、せっかくモデルルームに来た熱い客に対して、その後連絡ができなければ、その客をつなげる手段がなくなる。
実際、アンケートにウソを書く人も多い。
タチの悪い営業マンなら、アンケートの電話番号が携帯番号の場合、
<スタッフルームにて>
営業マン | : | 「私が接客している間、携帯に非通知で鳴らしてみて下さい。本当に鳴るかどうか、確認します。」 |
や、
営業マン | : | 「電話番号ウソかもしれないので、住所から104で調べておいて下さい。」 |
など、探りを入れる。住所もウソならできないが。
また、アンケートにウソを書くのは、掛けてこられるのがイヤだからである。
そして、初めにウソを書いた客が、接客中に、物件や営業マンのことが非常に気に入る場合もある。
そして、物件を気に入れば、物件に対して気になるポイントが出てきて、質問事項が増える。
営業マン | : | 「では、この点をすぐに確認して、明日にご連絡させていただきます。」 |
客 | : | 「え、ええ…、実は、この物件を気に入っているから言いますけど、電話番号ウソなんですよ…。すいません、下らないことしてしまって…。」 |
という人もいる。ウソをついたことに対し、非常に申し訳ない気持ちになる。しかし、そんな気持ちになる必要など、一切ない。
別に電話番号のウソが、客がいる間に判明した際に営業マンが怒ったり、不愉快になることもない。
むしろ、ウソを客から白状させたということで営業レベルを評価されるし、第一、契約がとれれば何の不満もない。
後で「現在使われておりません。」は烈火のごとく怒るが。
客にとっては、申し訳ないという気持ちになることで、完全に営業マンのペースになるため、むしろそんな気持ちにならない方がいい。
営業マンは、申込をとるために、あの手この手でどうせウソをついている(営業マンによる)。
営業マンは接客中、ニコニコし、客に話を合わせながら、心の中では全く違うことを考えているかもしれない…。
![]() |
・接客時に営業マンが客に対して注意する点 |
・接客を受ける時の注意点 - TOP |