接客を受ける時の注意点
接客の終わりに
新築分譲マンションでの接客の終了時、営業マンが客に対して注意するポイントを、簡単に挙げる。
あくまでも一営業マンの例であり、どの営業マンもそうだというわけではないので…。
なぜ今日購入しないのか?
来場の日に購入を決定しないということは、物件を契約する上で何か障害があるためである。
何も問題なければ、買うはず。
その障害、要するに物件に対する不満点、そして客の気持ちを確認する。
営業マン | : | 「何か当物件に不満点はございますか?」 |
客 | : | 「いえ、別にないです。」 |
また、
営業マン | : | 「ここじゃなくても、物件を購入したいというお気持ちはしっかりと固まってますか?」 |
客 | : | 「はい、それは固まってます。」 |
じゃあ、なぜ購入しないのか?
接客後の上司への報告の際にも、その内容をそのまま伝えると、
上司 | : | 「おう、帰ったか。どないやった?」 |
営業マン | : | 「物件を気に入ってました。」 |
上司 | : | 「何か不満点は?」 |
営業マン | : | 「いえ、何もないです。」 |
上司 | : | 「そいつ、家は欲しいんか?」 |
営業マン | : | 「欲しいです。」 |
上司 | : | 「ほんなら何でここ買わんのや?」 |
営業マン | : | 「いえ、それは…。」 |
上司 | : | 「家が欲しくて、ここを気に入ってて、何の不満点もなかったら、買うやろが!何か問題があるから、買わんのやろが!何客の言うことを鵜呑みにしとんじゃ!このアホが!」 |
営業マン | : | 「すいません。」 |
と当然のように怒られる。
物件の感想は?という質問に対する客の返答を見て、今までの客の話、反応を思い起こし、それを突き詰めていけば、必ず何か客の発言に矛盾点が生じる。
要するに客が何かウソをついているから、買わないのだと営業マンは見る。
営業マンからすれば、後で自分が困らないためにも常に「なぜ今日、今申込しないのか?」は頭に置いておくものである。
営業マンは接客中、ニコニコし、客に話を合わせながら、心の中では全く違うことを考えているかもしれない…。
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