接客を受ける時の注意点
接客の終わりに
新築分譲マンションでの接客の終了時、営業マンが客に対して注意するポイントを、簡単に挙げる。
あくまでも一営業マンの例であり、どの営業マンもそうだというわけではないので…。
この物件を購入しそうか?
まず、接客が終わり、客が帰る間際の雰囲気で、契約に至りそうかどうかを判断する。
営業マンからすれば、モデルルームに来場した客は、即申込が理想だが、現在はどの地域でも供給過多になっており、即決は厳しい。そして、次回につなげるネタを用意し、モデルルームに何度も足を運んでもらい、物件を購入する気にさせなければならない。
つまり、物件を購入しそうかどうかは、次に確実にモデルルームに来るか?がポイントである。
また、モデルルームに来場した段階と、モデルルームから帰る段階での客の反応に変化が特になければ、モデルルームを見学したことで客の気持ちが高まらなかったことになり、成約に至る可能性は低いといえる。
契約に至らない客は、基本的に一度モデルルーム見学したっきり、二度と帰ってくることはない。
そのため、帰るまでに客の気持ちが分かりづらい場合は、ストレートに聞く。
営業マン | : | 「この物件を買っていただけそうですか?」 |
客 | : | 「ええ〜。検討します。」 |
営業マンは疑う。まず検討しないだろうと見る。そして、営業マンは客がモデルルームにいるうちに、全てを聞いておきたいので、
営業マン | : | 「何か、当物件を決めかねる要素など、おありでしょうか?」 |
営業マン | : | 「他にお客様のご希望されてます部屋を検討中のお客様もいらっしゃいますので、結論を出していただけませんか?」 |
営業マン | : | 「次回、いつお越しいただけますか?」 |
など。きつい営業マンなら、
営業マン | : | 「お客様のご様子から考えますと、ご検討していただけないでしょう?」 |
はっきりと答えを求めてくる。どうせ二度と会わないので。
営業マンは接客中、ニコニコし、客に話を合わせながら、心の中では全く違うことを考えているかもしれない…。
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