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接客を受ける時の注意点

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営業マンが客に対して注意する点

接客の終わりに

新築分譲マンションでの接客の終了時、営業マンが客に対して注意するポイントを、簡単に挙げる。

あくまでも一営業マンの例であり、どの営業マンもそうだというわけではないので…。

客の方からアクションを起こしてくる日、時間を指定しているか?

モデルルームから客が帰る際、営業マンは次の来場のアポイントを切らなければならない。

その際、アポイントの時間を指定できなければ、まずその客が来る可能性は低い。よほど検討しているか、忙しい人以外、まず来ない。

例えば、主婦が来場し、

営業マン「次回いつお越しいただけますか?」
「え、ええ…。まあ、ちょっと忙しいので、また時間があれば来ます。」

は、まず来ない。少しぐらい時間はとれるはずである。そして、来ない人は、まず時間は指定しない。「また来ます。」としか言わない。

そして、営業マンは客にそう言われてしまうと、アクションを起こしづらくなる。つまり、客がいつか来るのを待たなければならない。客主導となってしまう。

そして、しびれを切らして客の自宅に訪問する際、

<客の自宅にて>
営業マン「すみません、〜です。」
「は?こちらからまた行くと言ったはずですが?」

と言われてしまえば、ますます立場が悪くなる。そのため、時間は必ず指定する。

時間を指定すれば、客は一応その時間を覚えるため、来る可能性が上がる。

もし、約束を破り、客が来なくても、それを理由に連絡できる。そして、営業マン主導で話を進めることができるようになる。

しかし、時間を指定すると言っても、

営業マン「次回、〜日の〜時ではいかがですか?」
「あ、はいはい、分かりました。」
営業マン「ありがとうございます。でしたら、〜日の〜時にお待ちしております。」

も来る可能性は低い。営業マンが時間を決めているからである。

大事なのは、客の方からアクションを起こしてくる時間を指定してくることである。

営業マン「では、次回お越しいただくまでに〜の資料をご用意いたします。」
「お願いします。私は〜日が休みなので、その日の〜時なら都合つきます。」
営業マン「そうですか。でしたら、私もその時間には予定を空けておきますので、お待ちしております。」

これなら、来る可能性が高い。しかし、100%ではない。営業マンは客のことは一切信用しない。

また、時間を営業マンから指定する場合でも、

営業マン「次回いつお越しいただけますか?」
「別にいつでもいいですが、逆に〜日の〜時ならあなたはいいんですか?」
営業マン「私は…〜日の〜時なら予定が空いておりますが、その時間ではいかがでしょうか?」
「えっと…その日は…。ああ、大丈夫です。でしたら、その日でお願いします。」

も熱い。客がその時間が空いているかどうか、を真剣に考えた場合である。

また、決めた時間を、客に復唱させる。それが確認である。復唱の回数は、多ければ多いほどいい。

営業マンにとって、次回のアポイントを切り、それが本当に来場をつながるかどうかを考える際、客の方から時間を指定してくるかどうか、は重要な判断基準の1つである。

営業マンは接客中、ニコニコし、客に話を合わせながら、心の中では全く違うことを考えているかもしれない…。


スタッフルームへようこそ

<接客の終わりに>
・この物件を購入しそうか?
・パンフレットに興味を示しているか?
・現地見学を希望するか?
・電話や訪問をイヤがっていないか?
・帰る理由は何か?
・なぜ今日購入しないのか?
・アンケートの電話番号はウソではないか?
・アンケートの住所は実在するか?
・モデルルームの電話番号を聞いてくるか?
・営業マンの名前を聞いてくるか?
・客の方からアクションを起こしてくる日、時間を指定しているか?
・逃げていないか?
・帰り際の客の態度は丁寧か?
・営業マンの名刺をちゃんと持って帰っているか?
・この接客内容で上司は納得するか?
・この接客内容で売主は納得するか?

・接客時に営業マンが客に対して注意する点

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