接客を受ける時の注意点
接客の終わりに
新築分譲マンションでの接客の終了時、営業マンが客に対して注意するポイントを、簡単に挙げる。
あくまでも一営業マンの例であり、どの営業マンもそうだというわけではないので…。
パンフレットに興味を示しているか?
物件の購入を検討する際、パンフレットは貴重な参考資料となる。
モデルルーム見学した際、営業マンやモデルルームの資料を全て把握できる人なら、もはやパンフレットは不要かもしれないが、通常、そんな人はほとんどいない。
検討する人は、確実にパンフレットを求めてくる。
通常、物件を申込するまでに、何度かモデルルームに足を運ぶことになるが、人によっては、モデルルームに来場する度にパンフレットを求めてくる。
客 | : | 「家にあると思うんですが…念のためにもう一部下さい。」 |
パンフレットはかなりコストがかかっているため、営業マンは1人の客に何度もパンフレットを渡すことはイヤがる。
営業マン | : | 「パンフレットは要りますか?」 |
客 | : | 「ええ、お願いします。」 |
営業マンが自分から聞くと、「要らない」と答える人はほとんどいない。
しかし、営業マンからすれば、まず検討しないだろう、という客になどパンフレットは渡したくない。もったいない。そのため、客の方から求めてくるかどうか、を探る。
つまり、パンフレットを求めてくれば、まだ熱い。営業マンから言わなければ「欲しい」と言わない人は、クズ。
その客が契約に至るかどうかの判断基準の1つとなる。
また、パンフレットは一応求めてくるものの、接客内容から考えて、検討は相当厳しい客もいる。その時は、
客 | : | 「パンフレットいただけますか?」 |
営業マン | : | 「すいません、今パンフレット切らしてまして…。明日にはご用意できますので、ご自宅までお持ちしましょうか?」 |
と、渡すのを拒否する。また、客の自宅に訪問するネタをつくる。
パンフレットの在庫がなくなることなど、ほとんどない。パンフレットは物件販売する上でかなり貴重な資料であり、パンフレットの在庫管理は厳しく行う。
常にモデルルームに在庫はあるようにしておかなければならない。もし本当になければ、営業サイドの怠慢であり、大失態である。
売主がコストカットのためにパンフレットの生産を中止した場合は除くが。しかし、それもあまりない。売れなければ意味がないので。
営業マンに「パンフレットは今ない」と言われる人は、クズ客だと思われていると思っていてもいいだろう。
営業マンは接客中、ニコニコし、客に話を合わせながら、心の中では全く違うことを考えているかもしれない…。
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