接客を受ける時の注意点
部屋案内時
新築分譲マンションでの部屋案内の際、営業マンが客に対して注意するポイントを、簡単に挙げる。
あくまでも一営業マンの例であり、どの営業マンもそうだというわけではないので…。
モデルルームの向きをしっかりと把握しているか?
実際に住むのは、モデルルームではない。したがって、実際に住む部屋の景色は、モデルルームとはまるで違う。
モデルルームが、実際の部屋と同じ向きに作ってあるとは、限らない。
「このバルコニーの外は、〜階だったら、前の建物に〜があって…」と、具体的に住んだ場合の景色や日当たりを考えている人は、少なくとも、住宅を購入してからのことをイメージしている。
よほど検討している人や、検討していなくともモデルルームに行く前に現地の様子をしっかりと事前調査している人でない限り、モデルルームからの日当たりや景色を把握することはできない。
その中で検討したいという気持ちがある人は、まず営業マンに景色などについて聞いてくる。
また、向きについても確認してくる。聞いてこない人は、モデルルームの見方が分かっていない、もしくは住宅の購入を真剣に考えていない。
実際に住むイメージをわかせないと、住宅購入などできるわけがない。
営業マンからすれば、実際に住むイメージをわかせるためにも、客が向きをしっかり把握しているか、は確認しておきたい。
営業マンにとっては、向きなどは説明すればそれでいいのだが、大事なのは、営業マンが言わなくても、客がもともとしっかりと向きを把握しているか?、もしくは聞いてくるか?である。その点を注意する。
住宅を購入するためには、向きによって日当たりや景色はかなり変わってくるので、真剣に検討していなくとも、向きはしっかりと確認しておこう。
また、モデルルーム内のバルコニーの外に、航空写真や絵など、実際の景色を貼り付け、イメージしやすいようにしている物件もあるが、親切といえば親切だが、そのタイプの一番いい景色である可能性が高いので、惚れこんだりしないようにしよう。
あくまでも、本当の景色ではない。
営業マンは接客中、ニコニコし、客に話を合わせながら、心の中では全く違うことを考えているかもしれない…。
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