なぜこのモデルルームに来たのか？ - 接客の初期段階で

接客時の聞き込み事項

重要なポイント

接客の際、営業マンが聞いておきたい情報の中で、まず重要なポイントを見ていこう。

なぜこのモデルルームに来たのか？

来場の目的の確認。何を知るために来たのか、純粋に買いに来たのか、何が不満なのか、を把握する。

大体、「いや、別に…今すぐってわけじゃないんです。」と逃げてくる。

会話のレベルをどれぐらいに設定するか、の目安とする。

営業マン	：	「当物件にお越しいただいたのは、ご自宅に何かご不満がおありだからですか？」
客	：	「えっ？い、いえ、特に不満はないんですけど…。別に今すぐ欲しいとかってわけではないんです。ただ、どこに建つのかなって…。」

スタッフルームにて

上司	：	「何しに来たんやそいつ？」
営業マン	：	「物件がどこに建つかを見に来た、と…。」
上司	：	「アホかお前は！そいつ折込で来たんやろが！どこに建つかなんぞ分かるやろが！適当に言ってるだけやろが。そいつ、今の家にどんな不満があるんや？」
営業マン	：	「いえ、特に不満はないと…。」
上司	：	「アホかお前は！不満がなかったら来んやろが！他に何か言ってないんか？」
営業マン	：	「別に今すぐ、というわけではないみたいです。」
上司	：	「アホかお前は！いらんなら来んやろが！欲しいから来てるんやろが！別に今すぐ買う理由なんぞ誰もないんじゃ！それを今買う気にさせるのがお前の仕事やろが！そいつ、今が買い時やってことをまずたたき込まんかい！話はそれからじゃ！」