接客の際、営業マンが聞いておきたい情報の中で、来場者の希望する部屋に関する事項を見ていこう。

部屋の絞り込みである。客の希望する予算、客の年収・自己資金や他の条件などが分かっていれば、当然、それを頭に入れながら絞っていく。

部屋の広さや希望の階数が決まらないと、話は先に進まない。また、営業マンにとって、できるだけ接客の早い段階で部屋を絞り、アピールポイントを決めて、部屋案内へとつなげたいところである。

部屋案内までに客の希望の部屋を絞っておかないと、漠然とした説明しかできない。

また、客が本心から言っているのか、その部屋が果たしてその物件にあるのか。また、客の希望する部屋など存在しうるものなのか。それを確認し、訂正もしくは否定するために、営業マンは色々探る。

<希望の部屋について>
・どんな広さの部屋を希望しているか？
・なぜその広さを希望するのか？
・どんな間取りを希望しているか？
・その間取りは、現実的か？
・設備に希望はないか？
・その設備がなかったら、どうするのか？
・他物件でその設備があるかどうかは知っているのか？
・知っていれば、なぜそこで購入しないのか？
・希望の階数はあるか？
・なぜその階を希望するのか？
・今住んでいる家の階と一緒なのか？>
・日当たりは重視するのか？
・向きは重視するのか？
・お隣さんがどんな人か、気にするか？

・接客時の聞き込み事項<24>  -  希望の部屋について

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