重要事項説明書に記載されている「代金および交換差金以外に授受される金銭」について、見ていこう。

要するに、主に手付金・諸費用ついての内容である。

登録免許税、司法書士・土地家屋調査士への報酬について。報酬額は、専門家ごとに違う。登録免許税額は決まっている。

登記費用として表示され、それぞれの額は明記されないため、あまりにも高ければ、報酬額をぼったくっている。

登録免許税額をあらかじめ計算して、把握しておきたい。

ローンを組まない現金買いの人は、抵当権設定がないため、登録免許税が安い。

自分で居住するために住宅を購入する場合は、住宅用家屋証明書を提出すれば、登録免許税が軽減される。通常は、その手続きに関しては、司法書士にお願いする。

登録免許税の軽減を受けるための住宅用家屋証明書の提出書類の1つに、住民票がある。

要するに、自分で居住することを証明するために、新居に住民票を移して、その住民票を見せろ、ということである。

住宅を購入したにも関わらず、住民票を新居に移転しない場合は、住宅用家屋証明書が申請できないため、登録免許税の軽減を受けることができない。つまり、登録免許税が相当高い。

これらの費用も、諸費用に組み込まれる。

代金および交換差金以外に授受される金銭
・手付金
・売買契約書に係る収入印紙代
・固定資産税・都市計画税
・管理費等
・登記費用
・融資に関する費用
・その他の費用

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