接客の際、営業マンが聞いておきたい情報の中で、年収に関する事項を見ていこう。

マンションを購入する際、ほとんどの人がローンを組む。ローンは、年収がないと組めない。

ハッキリ言って、年収がないと買えない。営業マンにとっては、客がどんなにいい人でも、買えない人は相手にしてられない。

時間のムダである。買える人か、そして買える人の中でもどの部屋まで買える人か、または今の生活と照らし合わせてどれぐらいの支払いがその客にとって限界か、をできるだけ早めに把握しておきたい。
業者によっては、この年収と自己資金しか見ない場合もある。買えないと分かった瞬間の、営業マンの手のひらの返し方は、なかなかひどい（営業マンによる）。

買いたいという気持ちが強い、いわゆる熱い客であればあるほど、買えないと分かった瞬間の落胆が激しい。客よりも営業マンの方が落胆する（営業マンによる）。

モデルルームに来場すれば、まず来場アンケートを書く。年収は、アンケート項目の1つ。アンケート記入の際に、年収を書いてくれていれば、営業マンにとっては、かなり嬉しい。

<年収について>
・年収はいくらか？
・その年収は手取りか？
・年収は上がらないのか？
・合算できる相手はいないか？

・接客時の聞き込み事項<16>  -  年収について

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