接客の際、営業マンが聞いておきたい情報の中で、今の居住形態に関する事項を見ていこう。

通常、モデルルームに来る人は、業者ほど、目が肥えていない。新築物件のイメージも、現物を試しに住んでみたりしない限り、わかない。

少なくとも、モデルルームは参考にならない。
（部屋見学については→・物件見学〜契約までの流れ<4>  -  部屋見学）

そのため当然、誰もが、新しく住宅を購入する際には、今の生活と比べてどうか、今の家と比べてどうか、を基準にする。

そして、営業マンにとっても、客がどんな家に住んでるかを把握し、客の視点に照準を合わせた方が、客の求めるアピールがしやすい。

<今の居住形態について>
・今、どんな住宅に住んでいるか？
・なぜ住んでいるのか？
・家賃はいくらか？
・なぜ安いところで借りないのか？
・いつから住んでいるか？
・何年住んでいるのか？
・賃貸契約はいつまでか？更新する気はあるのか？
・そのまま住み続けることも視野に入れているか？
・過去に住まいを変えたいと思ったことはないのか？
・今の家にどんな不満があるのか？
・それは耐え切れない不満なのか？
・それは来場者の努力や工夫で改善できないものか？
・今、近所付き合いをしているか？
・今住んでいる家のお隣さんはどんな人か？
・今の家は、騒音がするか？
・騒音を気にするか？
・どんな立地に住んでいるか？
・立地に不便さを感じるか？
・今の家は築何年か？
・リフォームをしているか？
・今の家の広さはどれぐらいか？
・どのような部屋の使い方をしているか？
・今住んでいる家族数が変わることはあるか？
・それはいつ変わるか？なぜ変わるか？本当に変わるか？

・接客時の営業マンの聞き込み事項<7>  -  今の居住形態について

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