接客の際、営業マンが聞いておきたい情報の中で、来場者の親に関する事項を見ていこう。

<親が住宅購入に反対すれば、どうするのか？>

親が反対して、その意向に逆らえないのなら、夫婦を説得するだけ時間のムダになる。

さっさと親を連れてこいってなモンである。下手に接客し、部屋案内までしてしまうと、夫婦が物件の特徴を理解するため、親を連れてこない可能性もある。

営業マンにとっては、むしろ、接客せずにさっさと帰らせ、親を連れて出直させたいぐらいである。

初めてモデルルームに来場した客について、客の情報は1つでも多く、できれば把握しておきたいため、営業マンはあれこれ探ってくる。

<親について>
・親援助はあるか？
・親はモデルルームを見ていることを知っているのか？
・親と住宅について、話をしたことがあるか？
・なぜ親と一緒に見に来ないのか？
・親は住宅を購入することに賛成しているか？
・どんな住宅を購入することになっても、しっかりと援助してくれるか？
・いくら援助するか？
・贈与税についての理解はあるか？
・親は一緒に住むのか？
・親は一緒に住みたがっていないか？
・援助するのはどちらの親か？
・一緒に住むのはどちらの親か？
・親はどんな住宅を希望しているか？
・当事者にとって、親の意向は逆らえないものなのか？
・親が住宅購入に反対すれば、どうするのか？
・親は健在か？
・親のどちらかが亡くなれば、引き取るのか？
・親が亡くなれば、相続税はどれぐらいかかるか？

・接客時の聞き込み事項<20>  -  親について

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